皆さまごきげんよう。
今回はphotoshopでシームレスパターンを作り、パターンファイルを書き出してみます。
どうぞお付き合いください。
目次
1.オブジェクトを配置しラップアラウンド
今回は300px*300pxのサイズで作ります。
ファイル > 新規 > 幅と高さをそれぞれ300pxと入力 > OK
表示 > 定規 で、ガイド線を縦横の中心になるように引いておくと配置しやすいです。
一番下のレイヤーを背景色として 編集 > 塗りつぶし で、好きな色で塗りつぶします。(後からでもOK)
その上に新規レイヤーを作り、オブジェクトを配置します。今回はお花の絵を描いて中央に配置してみました。
このオブジェクトを配置したレイヤーを複製し、どちらかをいったん非表示にしておきます。表示してある方のレイヤーをを選択、
フィルター > その他 > スクロール
水平方向・垂直方向に作成サイズの半分の値を入れる
今回は300px*300pxのサイズで作成していますので、水平方向+150px、垂直方向+150pxと値を入れ、一番下の ラップアラウンドにチェック>OK
2.シームレスパターンの作り方の基本
シームレスパターンを作り方の基本を理解すれば、他のペイントソフトでも簡単に作れます。
先ほどのラップアラウンドで、どのようなことが行わたのか見てみましょう。
まず、元の画像が4分割されました。
これが上下・左右でそれぞれ逆に配置されています。
この真ん中の空いているスペースにオブジェクトを配置していけば、どんな複雑なパターンも簡単に作成することが出来ますよ。
これがシームレスパターンを作る時の基本になります。
3.パターンを編集する
先ほど複製して非表示にしておいたレイヤーを、目のアイコンをクリックして表示させます。
編集 > パターンを定義 でパターンを登録できます。
作成したパターンを見てみましょう。
レイヤー > 新規塗りつぶしレイヤー > パターン パターン名を入れる > OK
サムネイル横の▼から先ほど定義したパターンを選択します。
ちょっと大きすぎたので比率を70%くらいに下げてみます。>OK
ちゃんとシームレスになってますね。
先ほどの複製したレイヤーの代わりに、違うお花を描いて配置してみたものがこちらです。もっとオブジェクトを増やしてみても良し、色々試してみてください♪
4.パターンの登録とファイルの書き出し
作成したパターンをいつでも使える様に patファイルを書き出します。
レイヤーパネルのサムネイルをダブルクリック
パターンで塗りつぶし、のサムネイル横の▼から、保存したいパターンを選択、右上の歯車アイコンをクリック > パターンを保存をクリック > 名前を付けて任意の場所に保存します。
出来上がったパターンファイルは、photoshopにドラッグ&ドロップすればいつでも使えます。
パターンファイルのストックを作っておくと何かと便利です。ぜひお試しください♪
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