昨今の画像生成AIの進化とサービス増加のスピードが速すぎて、全てを試すことが難しい今日この頃。画像生成AIを初めて使う方にとっては、そもそもどのAIを使ったらいいの?と悩んでしまいますよね。
さらに最近は静止画だけでなく、ショート動画が作れるサービスも増えてきています。
そこで今回は誰でも気軽に試せるよう、無料で、使い方がわかりやすく、動画も作れる画像生成AIサービス を5つご紹介いたします!
どのサービスもGoogleなどのアカウントでログイン、又はメールアドレスの登録などですぐに使えます。
目次
PixVerse
PixVerseは、テキストでプロンプトを入力、又は画像をアップロードして、作りたい画像のスタイルを選択し、画像のアスペクト比を指定するだけでこのような美しいアニメーションを作ってくれます。
直感的に操作できるのでとても使いやすいですよ。
まるで写真の様な緻密な表現が美しい
realistic styleで作成した回転するリアルなオブジェ
別サイトにてプロンプトの例を掲載していますので、良かったら参考にしてみて下さい。また、画像生成AIの進化の過程も是非見比べてみて下さい。♪
Futuria – Imagining the Future with AI-Generated Images (freyjasrm.com)
Pika
Pikaは、テキストでプロンプトを入力、又は画像をアップロードして動画を作ることが出来ます。そして最近、動画に効果音を付与できるSound effects機能が全ユーザー対応しました!
Sound effectsボタンをオンにすると、画像に合った効果音付きの動画を作ってくれます。他に画像のサイズ、motion controlでアニメーションの動きなどを調整することが出来ます。最後に ♦ ボタンを押すと動画作成が始まります。
Pikaは登録時に初期クレジットが250付与されます。一回で10クレジット消費します。初期クレジットがなくなると、無料ユーザーの場合は毎日30クレジットが補充されますよ。
ガラス張りの近未来的コンパクトハウスをイメージ
これらの画像はmp4をgifに変換している為無音ですが、実際は滝の流れる音や風など、画像にマッチした効果音が入っているんですよ!
Leonardo.Ai
個人的に一番お気に入りなのがLeonardo.Aiです!新機能の実装が頻繁にあり、進化が速いと感じます。今回ご紹介する中でも、かなり多機能なサービスになります。極めたら素晴らしい作品が作れそうな予感!画像が綺麗な上にアニメーションの動きもとても自然ですよ。
毎日150クレジットが貰えるので、無料枠でもかなりの量の画像を作成可能なところもポイント高いです。
冬の日本庭園をイメージ、冷えた空気感まで伝わってくるよう
画像の一部だけが動いている、まるでシネマグラフのような画像も簡単に作成できる
LeiaPix
LeiaPixは手持ちの画像をアップロードし、アニメーション化してくれるサービスになります。お気に入りの画像を簡単にアニメ化出来ますのでとても便利ですよ。
アニメーションの動きの種類も豊富で、スピードや長さ、動きの向き、振り幅など細かく調整が出来ます。下の画像の様なズームイン、ズームアウト、パースペクティブな動きを取り入れた動画が簡単に作れます。
他の画像生成AIで作ったお気に入りの静止画をアニメ化してみました。オリジナル作品もこれでアニメ化出来ちゃいますね!
PixaMotion
「PixaMotion 作る 動く写真 と 3d 写真 効果」をApp Storeで (apple.com)
PixaMotion – Google Play の Android アプリ
PixaMotionは、スマホで簡単にアニメーション加工が出来るアプリです。こちらも手持ちの画像をアップロードして使うタイプのものになります。
このアプリを使うと、画像の一部だけをアニメーションさせるシネマグラフが指先一つで簡単に作れます!
更にその上に重ねることが出来るエフェクト(例えば雨を降らせたり、花火をあげたり)も豊富に揃っていますよ。
他にもステッカーを追加したり、空を差し替えたりといった画像加工のための機能が盛りだくさん!しかもほとんどの機能が無料で使えます。
空中道路の部分をアニメーションさせ、更に雪のエフェクトを足してみた
まるで静止画に命が吹きこまれたよう
画像作成に便利なツール
私が画像を作成するのによく使う便利なツールをご紹介します。
DeepL
有名な翻訳ツールですね!最近は日本語でプロンプトを入力しても良い結果が得られるようになりましたが、やはり海外のサービスには英語のプロンプトの方がAIに伝わるような気がするので、私はこちらで英語に翻訳してからプロンプト入力することが多いです。
Adobe Expressの編集ツール
画像や動画の編集、SNS投稿用のテンプレート、ポスター、名刺、ロゴ、履歴書に至るまで、ありとあらゆるコンテンツがほぼ無料で作れます。面白そうな機能が沢山あり、見ているだけでもアイディアが広がりそうです。
興味があれば、Adobe製品を使いこなすプロのクリエイターから、活用方法を動画で学ぶことも出来ます。
今回はブログ用にmp4動画をgifに変換するのに使ってみましたよ。
メニューバーの、クイックアクション > 動画編集 > 動画をGIFに変換
まとめ
今回は全て無料、という括りでご紹介しました。無料でも充分素敵な画像が作れますが、課金によって作品の解像度を上げたり、アニメーションの長さを伸ばしたり、更にクオリティを上げることが出来ますよ。ぜひ色々触ってお気に入りを見つけて下さい。
いやはや、画像生成AIが話題になってたったの1年半で驚くべきこの変化。最近ニュースになったOpenAiの動画生成 “Sora” とか、今年の夏にもGPT-5が登場するとかしないとか、AIエージェントとか、人型ロボットとか...SF好きとしてはワクワクが止まらないです!少し前までは、生きてるうちにシンギュラリティを迎えられるかな?と思っていたけれど、なんかもう、すぐに来ちゃいそうですね(笑)
ではではまた次回!ごきげんよう(^^)ゞ