Petalica Paintで自動着彩を試してみたよ

2022.9.18 更新

皆さまごきげんよう。
突然ですが、もう全部自動化したくないですか?

最近はなんでもかんでも「AIだ、自動化だ」と言うのが流行っておりますが、そろそろ所有者の文体や絵の癖なんかを学んで、下書きまで自動でやっておいてくれるOSとか出現したらいいのになぁ…なんて、都合のいい未来を待ち望む今日この頃です。

さて本日は、今話題の自分の描いた絵に自動で色を塗ってくれるという神サービス、Petalica Paintを試してみましたよ。

Petalica PaintへGO!

Petalica Paintで自動着彩を試してみる

まず、HBの鉛筆でざっと絵を描きます。スキャンしてphotoshopで開き、イメージ → 色調補正 → レベル補正で線画の白黒をはっきりさせます。

それをPetalica Paintの画像をアップロードで選んで、左上の線画編集で線画で描き足りなかったところがあれば描き足します。

次に左上の着彩を選び、適当に色を置いていきます。その際、右上の自動プレビューにチェックを入れておくと確認しやすく便利です。

右上の「たんぽぽ」「さつき」「かんな」、のいずれかを選ぶと、それぞれ違った雰囲気でペイントしてくれますよ。ここではさつきさんを選んでみました。

それにしても..素晴らしい!

こんな雑な絵をここまで雰囲気出せるなんて。。 髪の色なんて何も手を加えていないんですけど、こんなグラデーション、自分じゃなかなか出せません。

特に驚くのが、服のシワのあるところは暗くなっていたり、奥の方の腕や腕の下の膝のあたりとか、奥行きや重なったところの影なんかもちゃんと表現されています。(なので、服を描く時は適度にシワの線を入れてあげた方がいいかもしれません。)

試した他の方々もおっしゃっている通り、自分で塗るより全然上手いとしか言いようがないです!いや、ほんとに感動しました。

こちらはかんなさんバージョンです。

かんなさんはこの中では一番線がくっきりするようです。
たんぽぽさんは一番淡い色合いの水彩画タッチでした。
私はその中間くらいのさつきさんがお気に入りです。

出来上がったらダウンロードしてみます。

ひとつ難点というか、ダウンロードした画像サイズが 512px×723px と、とても小さいんですよね。ダウンロード時に画像サイズを選べたら最高なのですが。今後、改良版が出るのを期待します。

このような自動着彩サービスは、今後もっと精度が上がれば今までのデジ絵作成の工程もガラッと変わってきそうですね!

AIが線画と着彩を担当、絵師はラフ画と最後の調整を担当とか。

時短できるところはAIにおまかせしつつ、より多くのクリエーションが出来るようになると嬉しいですね!

今話題の自動画像生成AI、Midjourneyの使い方

更なる改良を期待しつつ、また新しいサービスが出たら色々と試してみようと思います。

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