2022.2.6 更新
皆さまごきげんよう。
本日はスマホで普通に撮った写真をフォトショップ(cs6使用)を使って色々と加工してみます。
どれも2、3ステップで出来るとっても簡単なものばかり!ではさっそくやってみましょう(^^)
目次
1.ミニチュアジオラマ風に加工する
ミニチュア風は、対象物以外をボカす、カラフルな色合いする、とそれっぽくなります。ではこの写真を加工してみます。
まずレイヤーパネルの▼≡から、レイヤーを複製で背景コピーを作ります。
その背景コピーを、フィルター > ぼかし > チルトシフト
いい感じになるまで位置やぼかし具合を調整します。
今回は更に虹彩絞りぼかしも加えて円形にもぼかしてみました。
ミニチュア風にするには鮮やかな色合いも大事です。
イメージ > 色調調整 > 色相・彩度
で、彩度を上げておもちゃっぽい感じにします。写真によっては明るさとコントラストも調整してメリハリをつけてみてください。
出来上がり!
2.一眼レフ風に加工する
元の写真はこちら、猫のあび子ちゃん。猫ちゃんにピントを合わせて背景をボカします。
先ほどと同じく、レイヤーパネルの▼≡から、レイヤーを複製で背景コピーを作ります。
その背景コピーにフィルター > ぼかし(ガウス)で半径を4px程度(適当に調節してみて下さい)にします。
次に背景コピーにレイヤーマスクを追加し、レイヤーマスクを選択した状態で、ブラシツールで描画色を黒にして、ピントを合わせたい部分を塗りつぶします。
この時、元々の背景を非表示にしておくと塗りやすいです。今回は猫の部分だけ塗りつぶしました。塗りがはみ出たら、ブラシの色を白に変えて修正すればOKです。
レイヤーマスクを選択した状態で右クリック > マスクを調整 > エッジを調整の 滑らかに と ぼかし を少し入れると、マスクした所とそうでない所の境目がキレイになります。
出来上がり!先ほどよりちょっと奥行きが出ましたかね?(^^)
3.トイカメラ風に加工する
トイカメラ風には、ビンテージ感、全体に暖色系の色味、画像の周りを黒っぽくする、とそれっぽい雰囲気が出ます。
こちらも同じく、レイヤーパネルの▼≡から、レイヤーを複製で背景コピーを作ります。
今回はビンテージ感を出したいので、フィルター > ノイズ > ノイズを加える で、量を5%にしてみました。
次にイメージ > 色調補正 > レンズフィルターから暖色系(85)を適用量40%くらいにして全体を赤みがかったレトロな感じにします。
最後にレイヤー > レイヤースタイル > シャドウ(内側)で、塗りの色を黒に、↓ のように指定しました。
出来上がり!簡単なのにいい味出ますよ(笑)
4.ズーミングしたように加工する
レイヤーパネルの▼≡から、レイヤーを複製で背景コピーを作ります。
こちらは 2.と同じ要領ですが、背景コピーにフィルター > ぼかし(放射状)を選択します。量:13、方法:ズーム、画質:高い、にしてみました。他は特に変えずにOKをクリック。
背景コピーにレイヤーマスクを追加して、レイヤーマスクを選択した状態でブラシツールの描画色を黒、ソフト円ブラシを適当な大きさにしてハッキリ見せたい部分をクリックします。
出来上がり!ちょっと疾走感出ますね(^^)
まとめ
いかがでしたか?
私は一眼レフもトイカメラも持っていませんし、そもそも写真の腕も良くないですが(笑)フォトショップを使えば、ちょっとカッコイイ写真も簡単に作れちゃいます。皆さまも素敵な写真を作ってみてくださいね!
余談ですが、今回のミニチュアジオラマ風加工を作っていて、チャールス&レイ・イームズのToccata for Toy Trains (1957)というビデオを思い出しました。
イームズの映像作品は、昔イギリスのデザインミュージアムで上映されていたのを観て衝撃を受け、当時アメリカからビデオ6巻セットを取り寄せるほどハマりました。ミニチュア好きには ↓ の他にparadeもオススメです♪
“photoshop画像加工のバリエーション” への1件の返信